粉引茶わん
4,600円(内税)
■ 真っ白じゃない白が趣深い茶碗
こちらの茶碗は「粉引（こひき）」と呼ばれる技法でつくられた器です。
食器でも目にする機会が多いので、馴染みのある方も多いのではないでしょうか。
白化粧と呼ばれるひと手間をかけた、白いけれど真っ白ではない少し灰色がかった奥深い色合いが特徴の器です。
シンプルな白い器にお料理を盛り付けるのが好き！という方には特にお勧めです。
かくいう私も白いもの好きの一人ですが、なかでも粉引きは特にお気に入りです。
雑貨屋さんなどで粉引きの食器を見つけると、ついつい自分の家にある風景やそこに入るものを想像しながら購買欲との闘いとなってしまいます。
粉引きの魅力はなんといっても真っ白ではなく少しグレーがかった味わいのある色味ではないでしょうか。
真っ白よりもやさしく温かみのある色味で、そこに入るものを引き立ててくれます。
シンプルな白色なので、生活空間との馴染みもよく、コーディネートもしやすいため、初めての抹茶茶碗におすすめです。
■育つ器
古くは100年単位で受け継がれてきた茶碗も存在し、水分を吸って呼吸してきた器は新品とは異なる風合いへと育つといわれています。
粉引きはもともと赤い陶土を白く見せるために発達した技法で、素地に白い泥をかけ色を付けてから釉薬をかけることで独特の風合いを生み出しています。
これが「白化粧」です。
白化粧をほどこした器は、焼くと薄ピンクの斑点が出る場合があり、「御本（ごほん）」と呼ばれ味わいの一つになっています。
この御本が現れるかどうか、またその出方には個体差があり、全く現れないこともあり、まさに一期一会の出会いとなります。
また、「貫入（かんにゅう）」とよばれる微細なヒビがあり、ここに抹茶が少しづつ染み込むことにより味わいが増していくことから、育つ器といわれています。
■いろいな楽しみ方
さて、前半で抹茶茶碗をあえて「器」とよんでいたのですが、これには理由があります。
この茶碗、抹茶を点てて飲むだけでなく、いろいろな使い方が出来るのです。
小丼ぶりとして一人ランチの時や夕飯のメインに添えたり、お茶漬けをしたりするのにサイズがぴったりなんです。
またいつもの汁物茶碗ではちょっとはいりきらないような具沢山お味噌汁にもちょうどよい大きさで、私の実家では昔からよく豚汁の日には抹茶茶碗に豚汁がよそわれて食卓に登場していました。
他にも、あんみつなどの甘味も、よりいっそう美味しそうにひきたててくれそうですね。
「抹茶を点てる茶碗」と思わず、「器」としていろいろな楽しみ方を見つけていただき、日常使いの器として登場回数が増えればうれしいです。
最後に・・ここまでご紹介してきましたが、抹茶をたてるのにかならずしも専用の器が必要なわけではなく、カフェオレボールなどでも代用は可能です。
ただ、抹茶茶碗は茶筅を動かしやすいように底が広いつくりになっています。
抹茶を美味しく仕上げるポイントの一つに 「素早く混ぜる」 ということがあげられますが、抹茶茶碗はまさに抹茶とお湯を素早く混ぜることに優れた形をしています。
もしご家庭にある器でお抹茶を点てられる際には、できるだけ底の広いものを使われると、抹茶がたてやすいかと思います。
でも、抹茶のある生活に慣れてきたらぜひ専用の器の迎え入れをご検討くださいね。
☆抹茶の詳しい点(た)て方同封いたします。
【 お手入れ方法 】
普通の食器と同じようにお手入れいただけますが、陶器のため磁器の器に比べてかけやすく、やさしくお取り扱いください。
電子レンジ、オーブン、食洗器のご使用はお控えください。
【 仕様 】
・サイズ ：直径 約12�僉◆々發機〔�8��
・材質 ：陶器
・生産地 ：日本（京都）
・作家 ：中村与平
【 注意事項 】
・茶碗には微細な貫入（こまかいヒビのようなもの）があります。
使っているうちにこの貫入に抹茶などが染み込み色が入っていきますが、使用に問題はありません。
・抹茶以外のものを入れた際にも、茶碗に染み込むことがあります。
抹茶を何回か点てると抹茶の成分が入り、他の成分が染み込みにくくなります。
・茶碗の底に一部釉薬がかかっていないため、テーブルの上などで引きずると傷が付く可能性があります。
こちらの茶碗は「粉引（こひき）」と呼ばれる技法でつくられた器です。
食器でも目にする機会が多いので、馴染みのある方も多いのではないでしょうか。
白化粧と呼ばれるひと手間をかけた、白いけれど真っ白ではない少し灰色がかった奥深い色合いが特徴の器です。
シンプルな白い器にお料理を盛り付けるのが好き！という方には特にお勧めです。
かくいう私も白いもの好きの一人ですが、なかでも粉引きは特にお気に入りです。
雑貨屋さんなどで粉引きの食器を見つけると、ついつい自分の家にある風景やそこに入るものを想像しながら購買欲との闘いとなってしまいます。
粉引きの魅力はなんといっても真っ白ではなく少しグレーがかった味わいのある色味ではないでしょうか。
真っ白よりもやさしく温かみのある色味で、そこに入るものを引き立ててくれます。
シンプルな白色なので、生活空間との馴染みもよく、コーディネートもしやすいため、初めての抹茶茶碗におすすめです。
■育つ器
古くは100年単位で受け継がれてきた茶碗も存在し、水分を吸って呼吸してきた器は新品とは異なる風合いへと育つといわれています。
粉引きはもともと赤い陶土を白く見せるために発達した技法で、素地に白い泥をかけ色を付けてから釉薬をかけることで独特の風合いを生み出しています。
これが「白化粧」です。
白化粧をほどこした器は、焼くと薄ピンクの斑点が出る場合があり、「御本（ごほん）」と呼ばれ味わいの一つになっています。
この御本が現れるかどうか、またその出方には個体差があり、全く現れないこともあり、まさに一期一会の出会いとなります。
また、「貫入（かんにゅう）」とよばれる微細なヒビがあり、ここに抹茶が少しづつ染み込むことにより味わいが増していくことから、育つ器といわれています。
■いろいな楽しみ方
さて、前半で抹茶茶碗をあえて「器」とよんでいたのですが、これには理由があります。
この茶碗、抹茶を点てて飲むだけでなく、いろいろな使い方が出来るのです。
小丼ぶりとして一人ランチの時や夕飯のメインに添えたり、お茶漬けをしたりするのにサイズがぴったりなんです。
またいつもの汁物茶碗ではちょっとはいりきらないような具沢山お味噌汁にもちょうどよい大きさで、私の実家では昔からよく豚汁の日には抹茶茶碗に豚汁がよそわれて食卓に登場していました。
他にも、あんみつなどの甘味も、よりいっそう美味しそうにひきたててくれそうですね。
「抹茶を点てる茶碗」と思わず、「器」としていろいろな楽しみ方を見つけていただき、日常使いの器として登場回数が増えればうれしいです。
最後に・・ここまでご紹介してきましたが、抹茶をたてるのにかならずしも専用の器が必要なわけではなく、カフェオレボールなどでも代用は可能です。
ただ、抹茶茶碗は茶筅を動かしやすいように底が広いつくりになっています。
抹茶を美味しく仕上げるポイントの一つに 「素早く混ぜる」 ということがあげられますが、抹茶茶碗はまさに抹茶とお湯を素早く混ぜることに優れた形をしています。
もしご家庭にある器でお抹茶を点てられる際には、できるだけ底の広いものを使われると、抹茶がたてやすいかと思います。
でも、抹茶のある生活に慣れてきたらぜひ専用の器の迎え入れをご検討くださいね。
☆抹茶の詳しい点(た)て方同封いたします。
【 お手入れ方法 】
普通の食器と同じようにお手入れいただけますが、陶器のため磁器の器に比べてかけやすく、やさしくお取り扱いください。
電子レンジ、オーブン、食洗器のご使用はお控えください。
【 仕様 】
・サイズ ：直径 約12�僉◆々發機〔�8��
・材質 ：陶器
・生産地 ：日本（京都）
・作家 ：中村与平
【 注意事項 】
・茶碗には微細な貫入（こまかいヒビのようなもの）があります。
使っているうちにこの貫入に抹茶などが染み込み色が入っていきますが、使用に問題はありません。
・抹茶以外のものを入れた際にも、茶碗に染み込むことがあります。
抹茶を何回か点てると抹茶の成分が入り、他の成分が染み込みにくくなります。
・茶碗の底に一部釉薬がかかっていないため、テーブルの上などで引きずると傷が付く可能性があります。
